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人の個性への好奇心

【SES経験者が転職活動する際の注意点が分かった】転職活動ふりかえり

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転職活動が一区切り付いたので、ふりかえりをしていきます。

IT業界に入ってから10年以上、SESで客先常駐の仕事をしてきたので、その観点から感じた注意点を書いていこうと思います

SESから転職した方の情報は、意外とアウトプットされていないため、誰かの参考になれば幸いです。

要約

  • 経歴書に書く成果は、数字で表現しよう。
  • 企業分析に時間をかけて、3つ質問を考えよう。
  • 自己分析をして、自分の価値観を確認できるような質問をしよう。そうすると、面接が楽しくなる。

良かったこと

WEBの自社サービス開発をしている会社に絞って活動しました。そのため、さまざまな業界の課題を聞けたのが楽しかったです。

特に、医療介護、テレビ、保育の業界の話が面白かったです。

たとえば医療介護では、医師同士の繋がりがある故に排他的で、新しいものを受け容れ難いそうです。そんな中でどのようにサービスを展開していったのか、聞いてて楽しかったです。

また、医療データは国の制約が厳しく、国外のサーバにカルテ情報を置けないのだそうです。そういった規制もあり、医療サービスのIT化が遅れていると伺いました。

規制つながりで、テレビと保育も同じ課題を抱えていました。

テレビには、広告代理店の力が強すぎて広告の効果測定をきちんと実施しにくいという構造問題がありました。そのような問題を、技術の力でどのように解決していったのか。政治の問題にまで絡むような課題に、どのようにアプローチしていったのか。非常にエキサイティングな話が聞けました。

保育では、膨大な事務作業に追われて大事な業務に集中できない保育士さんの苦悩を知ることができました。保育園には国の補助が出ますが、補助を得るためには膨大な記録を取り、履歴を保存し、監査に備えなければならないのです。その作業に追われ、保育士さんは子供たちの安心と安全を守るという重要な仕事に集中できないのだと教えてもらいました。

加えて、保育士さんは使命感が強いため、「楽をするのはダメなことだ!」と思うのだそうです。確かに、手間を惜しまないのは大事なことです。とはいえ、膨大な作業量は人を疲弊させます。

減らしたり、技術を使って肩代わりさせたりと、ITが役に立つことは沢山あります。そういった工夫を、どのように現場の保育士さんと共に乗り越えていったのか。どんな苦難があったのか。そんな話は聞いてて楽しかったです。

課題に感じたこと

一言でいうと、企業研究をもっときちんとやるべきでした

SESで案件単位の面談は20回以上やってきたので、同じノリで行けるだろうと思っていました。しかし、まったく違いました

SESの面談は長くても30分で終わりますし、作業内容も決まっているので技術の話に終始できます。

面談する側も、「このフレームワークを何年やってきました」とか、「アジャイル開発を経験しました」といったように、経験内容と年数、対応業務の種類を重点的に見ます。

要するに、やるべきことが具体的になっているので質問項目も具体的になるわけです。だから最長でも30分で終わります。

しかし転職面接では、面接時に仕事内容が詳細に決まっているわけではありません

そこで、面接官は会社との相性の良さや人物像などの「期待値」や「将来性」を見ることが大事になります

以上を踏まえて、対策を立てることにしました。

どんな対策をしたか

具体的に紹介します。

職務経歴書を改善する

SESのときから使い回していたレジュメの添削をお願いしました。使ったサービスは以下の2つです。

  • レバテックキャリア
  • 転職ドラフト

具体的な数字で実績を表現するように指摘されました。たとえば、「アプリをリファクタリングした」ではなく、「アプリをリファクタリングして運営費を年間1000万円削減した」といった感じです。

特に、転職ドラフトのレジュメチェックは参考になりました。指摘が具体的で、どう直したらいいか分かりやすいです。ただし、チェックは1回のみでした。直した結果への再指摘はありません。

レジュメは2案件分記載し、1案件あたり平均3000文字書きました。

面接対策をする

次に、面接の内容を分析することにしました。

選考通過と関係のある項目を探す

対策本から、選考通過に関連しそうな項目を抜き出して、結果との相関をチェックしました。

科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

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面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略

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具体的にはこんな感じです。

  • 項目
    • アイコンタクトの回数
    • 瞬きしなかった回数
    • 目を見開いた回数
    • 質問した回数
    • 声を張って話した回数
    • 笑顔の回数
    • スピードを意識して喋れた回数
  • 結果
    • 自己採点(100点満点)
    • 選考通過スコア
      • 見送り: 0.0
      • 書類通過: 0.2
      • 面接通過: 0.5
      • 内定: 1.0

データを正規化しなかった事と、サンプル数が20程度であったため、相関係数まで出しませんでした。しかし、傾向は見えました。

選考通過に関連の高い項目は「質問した回数」と「笑顔の回数」でした

意外と、アイコンタクトや瞬きの回数は関連してなかったです。

というわけで方針が見えました。質問の回数を増やすために、企業研究をしっかりることにしました

自己分析をする

企業研究をするために、まずは自己分析を行いました。その結果、自分は業務の幅が広く、意思決定の早いフラットな組織を求めていることが分かりました

詳細な方法は別の記事にまとめました。

omokawa765.hatenablog.com

forkwellさんにお邪魔して、キャリアアドバイスも受けてきました。

omokawa765.hatenablog.com

企業研究をする

情報源は主にネットです。

ホームページの記事、社員や代表のインタビュー記事、技術ブログなど、参照できるものはなるべく読みました。

1社あたり平均2時間。情報量が多い会社さんは3時間くらい掛けました

特に、自分は実際に働く人との相性を最も気にしているので、社員の顔写真が入ったインタビュー記事はとても参考になりました

反面、技術ブログは相手の顔が見えないので、ちょっと物足りなかったです。

代表の方や、社員が喋ってる動画があると、とても参考になりました

forkwell経由の選考のときは、エージェントさんに会社の情報を頂いたりもしました。

質問を考え、面接する

大項目を3点考え、そこから話を拡げるようにしました。こちらの記事も、質問を考えるうえで参考になりました。

qiita.com

特に、状況質問は参考になりました

実際に面接の場で、自分の興味があることを「こんなケースだった場合、あなたならどうされますか?」と質問して、ディスカッション形式にすると楽しかったです

たとえば、「私は組織のミッションが全社員に浸透することを大事だと考えているのですが、どのような取り組みが効果的だと思いますか?」と質問をして、議論しました。

こういうのが非常に楽しかったですね。試している感じも、試されている感じも全くしないからです

要するに、勉強会に参加している気分になれるわけで、質問の回数や笑顔の回数が増えるのも納得できました。

お互いに新しい視点を得られたり、考えを言語化できたりするので、とても充実した時間を過ごせました

付き合っていただいた面接官の皆様、とても楽しかったです。ありがとうございました。

対策の結果

300%の上昇率です

企業研究を2時間以上やらなかった場合の通過率は1/5で20%だったのに対し、やった場合の通過率は3/5で60%でした。

(余談)カジュアル面談について

個人的には、本格的に転職活動をする前に実施するのがベストプラクティスだと思いました。

本格的に転職活動を開始すると、目に見える結果が欲しくなるので、選考に関係ないことをしている時間が惜しいと思ってしまうのです。そこで余裕が無くなります。

サービスの紹介に終始する方、ディスカッションをする方、1on1をする方、など、いろんなやり方があるので、求職者と採用担当者との間で共通理解が取れません

もともと、カジュアル面談は形式的な面接へのアンチテーゼとして生まれたものだと思うので、あえて面接をやった後に開催して、気軽に会話できれば良いと思っています

要するに、面接で人を見極めるのは非常に困難だということです

面接の場は特殊な状況です。普段の仕事と乖離しているわけです。

面接で「優秀だ」と判断された人が、普段の仕事でも優秀なのかどうかは相関しません。結果が出るまでに、ある程度の時間が掛かるのは仕方ないでしょう。

だからこそ、今後は「組織との相性」が非常に重視されるようになると思います。

参考情報

転職活動期間

4ヶ月(2019/10 ~ 2020/01)

応募した会社

45社

内定承諾

転職ドラフト経由

経歴書

添削前の職務経歴書

docs.google.com

添削後の職務経歴書

docs.google.com

転職ドラフトのレジュメ

job-draft.jp

使った転職支援サービス

  • forkwell jobs
  • 転職ドラフト
  • LAPRAS
  • Qiita jobs
  • レバテックキャリア
  • ミイダス
  • ビズリーチ
  • Twitter転職

forkwell jobsは基本的に自分で会社を探すスタイルです。カルチャーマッチを重視する人にはオススメです

スカウト登録もしましたし、エージェントサービスもあります。気になった会社の詳細はエージェントさんに聞けます。

短期間で会社を決めたい場合は、レバテックキャリアの方が良いと思います。というのは、レバテックキャリアのエージェントは連絡が頻繁で、会社も選んでくれて、どんどん選考を進めてくれるからです。

転職ドラフトは、求職者を不利な交渉から守ってくれます。ただし、レジュメを詳細に書かないといけないのでハードルは高いです。仲良くなった採用担当の方にも話を聞いたところ、「制約が厳しく、大量のアンケートに回答しないといけないため、使うのは大変。ただしその分、求職者からのアクションがきちんとある。だから開催期間が月イチ程度でも満足している」だそうです。ちなみに、年収を確約してスカウトを出してくれるサービスであって、ヘッドハントではありません。スカウトを出す=内定確約 ではないです。

LAPRASは、レジュメを書かなくて済むことがメリットだと思いますが、面談をすれば結局は職務経歴の話になるため、経歴書があるに越したことはないです。個人的には、自分のスコアが上がっていくのを見るのは楽しいので、Qiitaの投稿回数やGithubへのpush数を増やすモチベーションになりますね。

Qiita jobsは、チャットで気軽にお話できるのが魅力的だと思いました

Twitter転職は、やってみましたが肌に合いませんでした。ただ、真剣に採用活動をしている担当者の方は熱意が凄く、即レスが殆どでスピード感がありました。熱量の差が如実に出ると思いました。

ミイダスやビズリーチは、テンプレのスカウトが大量に来るのですぐに退会しました。自分には合いませんでした。

その他、有益だと思った情報

転職透明化らぼ

求職者と採用担当との情報格差を無くすための勉強会です。

転職に必要な情報をナレッジベース化しているので、勉強になります。

rtlabo.connpass.com

メンタリストDaiGoの心理分析してみた!

ニコニコ動画の有料チャンネルです。科学的根拠に基づいた有益な知識を発信しつづけています。面接対策やレジュメ作成、転職活動そのものに対する心構えを知るのに参考にしました。

生活全般に使える知識が非常に豊富なので、毎日1回は観るようにしています。

ch.nicovideo.jp

www.nicovideo.jp

以上です。

ここまで読んでくださって有難うございました。誰かの参考になれば幸いです。